みなさん、こんにちは。
このコラムでは、グリーンプラネットの創業者・松宮隆の体験や、健康、「食と自然の力」をみなさんにお届けしています。

 

前回に引き続き、「サプリメント」についての第4回です。

 

サプリメントに心酔する日々

20歳のとき、私は癌を患いました。

その瞬間から「健康」と「美容」は、私の一生のテーマになりました。
どうすれば人は本当に健康で、美しく生きられるのか。
それを探すために、国内外のあらゆる健康法、サプリメント、美容法を試してきました。

 

ヨーロッパやアジアを巡り、自然療法やオーガニックの現場にも触れました。
やがて、ネットワークビジネスの世界で「理想の健康をつくるサプリメント」に出会いました。

 

“これさえ飲めば健康になれる”

そう信じて、私は自社のサプリメントを一日に手のひらいっぱい、山盛りにして飲んでいました。

確かに、心は満たされていました。
「健康を人に広めている」──その使命感で。

 

数年後、癌になる

けれど数年後、私は再び医師の口から「大腸癌」という言葉を聞きました。

頭が真っ白になりました。
あんなに健康を意識して、サプリメントを信じていたのに。
なぜ――？

その問いが、私を本当の“学び”へと導きました。

 

身体のしくみを学んで

当時の私は、栄養素の名前ばかりを追いかけ、
身体の“しくみ”を理解していませんでした。

身体の中で
何が起きているのか、
腸が
どんな働きをしているのか、
微生物たちがどんなバランスで命を守っているのか──
そうした根本を知らないまま、ただ「外から足すこと」ばかりをしていたのです。

 

サプリメントを飲むたび、
私は“健康”を補っているつもりでした。
でも実際は、“自然の声”を閉ざしていったのかもしれません。

 

健康は「足すこと」ではなく「還ること」

今の私は、もうあの頃のようにサプリメントを山ほど飲むことはありません。
代わりに、土の力、微生物の働き、腸内の多様性を大切にしています。

健康は「足すこと」ではなく「還ること」。

自然とつながり、自分の身体と対話しながら生きること。
それこそが、私が病を通して見つけた“真の健康”の在り方です。

 

ストレスは腸にも届いている

ストレスを感じると、
脳が自律神経に“緊張信号”を出します。
その結果、腸の動きが止まり、免疫バランスが乱れ、
体全体が「防御モード」になってしまうのです。

この状態が続くと、

✔ 栄養が吸収されにくくなる

✔ 免疫が下がる

✔ 代謝が落ちる

という悪循環が生まれます。

「医学では語られない“ストレスと食”の深いつながり」を、
体験と実践の視点からお話しします。

📅【開催日時】　2025年12月28日（日）20時-21時（ZOOMオンライン）
詳細は→https://g-planet.biz/archives/350

 

 

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